塾講師を選ぶポイント　東大卒講師を選ぶメリット

皆さんこんにちは。

アイ塾長の原田です。

今回はいつもとは少し毛色の変わったお話をしてみようと思います。

 

皆さんは塾の先生を選ぶに当たって、どのようなポイントを重視されるでしょうか？

学歴、頭の良さ、話の面白さ、実績、見た目など、様々なポイントが思い浮かぶと思います。

 

特に「頭がいいこと」、「勉強ができること」は思いつきやすいところではないでしょうか。

ハッキリ言って、これらは塾講師として最低限の素質です。そもそも自分が分からないものを人に教えられるわけがありませんからね。

 

さらに言えば、小学校や中学校までで習う内容は、当時は出来なくても大人になればなぜか普通に理解できるようになる、ということも結構あります。つまり、小・中学生に教えられるレベルの「頭の良さ」は世の中の割と多くの人が身に付けることができるものであり、そこまで特別な能力ではありません。

というわけで、「勉強ができる」という点は塾講師を選ぶ基準としては不十分かと考えます。

 

 

それでは、どのようなところを見て塾講師を選べばいいのでしょうか？

私が考える最も重要なポイントは、ズバリその講師の「経験」です。

 

塾講師はただ勉強を教えるだけが仕事ではありません。生徒の成績を上げるために戦略を立て、生徒の実状を見ながら勉強の仕方をアドバイスすることも重要な役目になります。

そのようなアドバイスを適切に行うためには、講師自身が成績を上げる「感覚」を備えていることが必要です。

 

講師自身が学生時代に苦労して勉強し、様々な挫折を経て最終的に成功を勝ち取った「経験」があるからこそ、その時々の困難を乗り越えるためにはどうすればいいかということを「感覚」として覚えており、講師になってからも自分の生徒に本当に成績を伸ばすための効果的なアドバイスをすることができます。

 

 

巷には成績向上のための理論などはたくさん出回っており、それらを学べば実際に経験がなくてもきちんと教えられると思われる方もいると思います。確かにそういった理論には、参考になるものが多いと私も思います。

しかし、それらに忠実に従えば成績を上げられるというわけではありません。どれほど優れた理論でも、それを生徒本人に合わない形でただ機械的に使っていたら出来るようになるわけがないのです。結局は使い方次第です。

 

その点、先に述べた「経験」のある講師の場合はそういった理論を知ると、まずは自分自身の経験と照らし合わせます。

「確かに、昔ここに書かれているようなことをやって上手くいったことがある。」、「なるほど、あの時苦労してしまったのはこの点を守っていなかったからか。」という感じで、学んだ理論に自分の経験をブレンドさせ、自分オリジナルの指導理論にしてしまうのです。

受け売りの理論で指導する講師よりも、こちらの方がはるかに魅力を感じませんか？

 

 

私は幸運にも東大に合格することができましたが、それは決して平坦な道ではありませんでした。

自分の甘さゆえに二浪を経験し、どん底に落ちながらも自分の欠点は何か、何が不足しているのかを徹底的に分析して苦手分野を一つ一つ潰していき、最後に合格を勝ち取ることができました。

 

勉強内容自体について考えたのはもちろんですが、それ以外にも「この設問を解く時のペンのスピードはどれくらいが良いか」、「自分が一番暗記ができる時間帯はどこか」、「一番計算ミスをしやすい分野はどこか、その際ミスをする数字は何が多いか」、「どのような服装、文房具が一番ポテンシャルを発揮できるか」といったことまで分析してました。

そこまでやるか？と思いますよね。私も思います。我ながらよくやったものです。

 

そしてここまでの努力を可能にしたのは、「絶対に東大に入りたい」という強い意志と、それを貫いた「諦めない力」だったのだと思います。

 

大学受験だけではありません。中学校では定期試験は毎回必ず満点近い点数を取れるように試験期間は計画的に、かつ長時間勉強をしていました。その結果高校も自分の望むところに行くことができ、そこで刺激を受けたからこそ大学受験の際もきちんと頑張り抜けたのだと今になって思います。

 

このように私は勉強ができることではなく、勉強において自分がしてきた努力、その「経験」に絶対の自信を持っております。この「経験」があるからこそ、本当に生徒のためになる血の通った指導ができるという自負があります。

そして私の成功体験を、少しでも生徒の皆さんのために役立てることができればと思い、日々の指導に当たらせていただいております。

 

 

手前味噌な話も多くなってしまいましたが、今回のお話が、皆さんが今後塾講師を選ぶ際の一助になれば幸いです。

それでは、今回はこのあたりで失礼いたします。